スペシャルティコーヒーの歴史 : NO,1

THE BOOK OF ROASTより  翻訳:TSUKIKOYA ロースター 田村英治
スペシャルティコーヒーの歴史 NO,1
アメリカのコーヒー職人の歴史を辿る
学校で学んだ多くのことが、一般的な労働者とは全く無関係、それはスペシャルティーコーヒーの輝かしいキャリアを持つ者にとってさえ同じである。
ベーカリーやワイナリーの超越した時代を過ぎてきた食品業界とは違って、私たちは昔ながらのメソッドを先代から受け継ぐ、そんな伝わり方である。
先代から受け継いできた記録は、テクニック、レシピ、知識、歴史、新たな発見など。使う言葉は違えど知識や歴史は共有されてきた。
メソッドにつてだが、焙煎するものによって独自の焙煎記録の仕方をしている。
しかし焙煎人によっては焙煎メソッドに関心がない、また、コーヒービジネスとは関係なくいと考える者もいる。なんにしろ、世界中の焙煎職人の歴史は少なからず貴重である。
それらの希少な情報は、19世紀から20世紀のアメリカのコーヒー産業初期に見ることができる。私たちは今日という焙煎職人のルーツを辿ることができる。
焙煎度の深さ、焙煎カラー、やりやすい焙煎方法、化学的な焙煎のカロリー上昇温度の追求。知識の向上と一般的なコーヒーの歴史の認識、それはまだ未完成であり、これからも完成することはないであろう。
失われたコーヒー:忘れられたコーヒー規制運動
19世紀初めアメリカでは、コーヒーと紅茶の規制があった。それらの規制運動の裏には医療機関が絡んでいた。コーヒーと紅茶は、心と体に悪いとのことからだ。それは、まるで現在のアルコールの様な扱いだった。
第一声はボストンのDr.William Alcottが、アメリカからコーヒーを無くそうとしていた。彼の本”tea and coffee"は1839年に出版された。コーヒーの一般特性と人間の身体への影響について、彼は明白に述べている。現在の医学では、一つの意見として、強さによっては麻薬になり得るかもしれない
特に温かいコーヒーと冷たいコーヒーの温度差が与える大きなダメージが注目されていた。
Alcottは次のように書いています。もし、すべてが明白になったとしても、遅かれ早かれ少なからず、温度差が与える影響によって胃は弱くなるでしょう。特に紅茶とコーヒーを両方併用することによって。
もしその事について疑問を抱くのなら、この事を思い出してしてください。
ナポレオンの胃と肝臓の病状ー
ナポレオンは偉大なコーヒーのみでした。
その事は、全ての人が知っている。
コーヒーが人体に悪影響を与えるという彼の結論ー
全ての観点から、Alcottは結論に至りました。
胃や肝臓での作用は、最終的には神経と脳のシステム全体の機能に影響を与えています。Alcottのアイデアは、コーヒー崇拝者にも嫌悪感を与え、彼の恐ろしいコーヒーへの熱さと冷めた理論は、19世紀が終わるまで通して、着実に根付き人々に浸透し続けた。
                     翻訳:TSUKIKOYA ロースター 田村英治
                      スペシャルティコーヒーの歴史NO,1

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